5.25.2012

Configuring Cisco Catalyst 3560-C switch: Getting started

Catalyst 3560-C: 初期設定

Express Setup を実行し、管理用インタフェース(VLAN 1)のIPアドレスや、パスワードなどを GUI で設定する。

1. スイッチには何も接続しないでおく

2. スイッチを電源に接続
  約30秒後に POST (Power-on Self-Test) が始まる。 ※システムLED:グリーン点滅、その他LED:グリーン点灯
  POST は最大5分かかり、システムLED:グリーン点灯、その他LED:消灯 となる。

3. コンソールポート横の全てのLEDがグリーンになるまで MODE ボタンを長押し(3~5秒)

4. スイッチのポート1 と PC を LANケーブルで接続
  このとき、PCのIPアドレスは自動設定(DHCP)とすること。
  ケーブルはもちろんストレートでもクロスでも構わないし、接続するスイッチポートはポート1 以外でもよい。
  (初期状態では全てのインタフェースが 【VLAN 1】 に属する 【アクセスポート】である)
  約30秒ほどでポートLEDがグリーンになる。

5. PC の Webブラウザを起動し、アドレス「http://10.0.0.1/」へ接続
  基本認証は、ユーザー名:(空)、パスワード:cisco とする。

6. JavaScript やブラウザ、OSなどがチェックされる
  警告が出た場合も基本的に「Continue」を押して続行すればよい。

7. Express Setup の画面で各種設定を行う
  Basic Settings タブ:
    Network Settings:
      管理用VLAN  のIPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイ、管理用パスワード(※)を設定
      ※Web Session のパスワードと Enable Secret を兼ねる。「cisco」は設定不可。
    Optional Settings:
      スイッチのホスト名、時刻情報を設定
  Advanced Settings タブ:
    Telnet Access:
      Telnet で接続したい場合は「Enable」にし、パスワードを設定する。
    SNMP / IP v6 Settings:
      必要に応じて適宜。

8. Submit の実行
  設定後、「Submit」ボタンを押下。
  新しいIPアドレスがPCのサブネットと異なる場合、Warning が出る。
  「OK」を選択すれば設定完了。
  当然、その瞬間にネットワーク通信は切れてしまうこととなる。

9. LANへ接続
  スイッチにIPアドレスを振り終わったので、本来のネットワーク構成になるよう接続する。
  PC(こちらも正しいアドレスに再設定すること)から新しいアドレスへ WebブラウザやTelnet(有効化した場合)で
  接続できれば無事完了。

参考:
Catalyst 3560-C and 2960-C Switch Getting Started Guide (All Languages)
http://www.cisco.com/en/US/docs/switches/lan/catalyst2960c_3560c/hardware/quick/guide/all_languages/2960c_3560_c_gsg.html

関連:
・初期設定(Express Setup)
http://mogproject.blogspot.jp/2012/05/configuring-cisco-catalyst-3560-c.html
・ルーテッドポート、VLAN、ルーティングの設定
http://mogproject.blogspot.jp/2012/05/configuring-cisco-catalyst-3560-c_26.html
・ACLの設定
http://mogproject.blogspot.jp/2012/05/configuring-cisco-catalyst-3560-c_8312.html

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