Catalyst 3560-C: 初期設定
Express Setup を実行し、管理用インタフェース(VLAN 1)のIPアドレスや、パスワードなどを GUI で設定する。
1. スイッチには何も接続しないでおく
2. スイッチを電源に接続
約30秒後に POST (Power-on Self-Test) が始まる。 ※システムLED:グリーン点滅、その他LED:グリーン点灯
POST は最大5分かかり、システムLED:グリーン点灯、その他LED:消灯 となる。
3. コンソールポート横の全てのLEDがグリーンになるまで MODE ボタンを長押し(3~5秒)
4. スイッチのポート1 と PC を LANケーブルで接続
このとき、PCのIPアドレスは自動設定(DHCP)とすること。
ケーブルはもちろんストレートでもクロスでも構わないし、接続するスイッチポートはポート1 以外でもよい。
(初期状態では全てのインタフェースが 【VLAN 1】 に属する 【アクセスポート】である)
約30秒ほどでポートLEDがグリーンになる。
5. PC の Webブラウザを起動し、アドレス「http://10.0.0.1/」へ接続
基本認証は、ユーザー名:(空)、パスワード:cisco とする。
6. JavaScript やブラウザ、OSなどがチェックされる
警告が出た場合も基本的に「Continue」を押して続行すればよい。
7. Express Setup の画面で各種設定を行う
Basic Settings タブ:
Network Settings:
管理用VLAN のIPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイ、管理用パスワード(※)を設定
※Web Session のパスワードと Enable Secret を兼ねる。「cisco」は設定不可。
Optional Settings:
スイッチのホスト名、時刻情報を設定
Advanced Settings タブ:
Telnet Access:
Telnet で接続したい場合は「Enable」にし、パスワードを設定する。
SNMP / IP v6 Settings:
必要に応じて適宜。
8. Submit の実行
設定後、「Submit」ボタンを押下。
新しいIPアドレスがPCのサブネットと異なる場合、Warning が出る。
「OK」を選択すれば設定完了。
当然、その瞬間にネットワーク通信は切れてしまうこととなる。
9. LANへ接続
スイッチにIPアドレスを振り終わったので、本来のネットワーク構成になるよう接続する。
PC(こちらも正しいアドレスに再設定すること)から新しいアドレスへ WebブラウザやTelnet(有効化した場合)で
接続できれば無事完了。
参考:
Catalyst 3560-C and 2960-C Switch Getting Started Guide (All Languages)
http://www.cisco.com/en/US/docs/switches/lan/catalyst2960c_3560c/hardware/quick/guide/all_languages/2960c_3560_c_gsg.html
関連:
・初期設定(Express Setup)
http://mogproject.blogspot.jp/2012/05/configuring-cisco-catalyst-3560-c.html
・ルーテッドポート、VLAN、ルーティングの設定
http://mogproject.blogspot.jp/2012/05/configuring-cisco-catalyst-3560-c_26.html
・ACLの設定
http://mogproject.blogspot.jp/2012/05/configuring-cisco-catalyst-3560-c_8312.html
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