2.25.2013

The Twelve Steps of Recovery in Git Phobia

Git 恐怖症を克服する 12 のステップ

「周りでGitを使っている人がいない」「コマンドを覚えきれない」
「エラーが出ても何をすればいいかわからない」など、Git の習得の過程にはいくつか阻害要因が存在する。

以下は、私のような凡人でも Git / GitHub に対する抵抗感をなくすための 12 の処方箋である。
所要時間の目安も記載した。 

 

1. トレンドを知る [5min]

Google トレンド - ウェブ検索の人気度: git, subversion, mercurial, cvs - すべての国, 2004年 - 現在

Google トレンドのグラフは、バージョン管理システムの覇者は誰かを明白に示している。
目指すべき方向性が間違っていないことを確認できるはずだ。

 

2. 英語に慣れる [5min]

Git / GitHub を使いこなすためには、どうしても英語の壁は避けて通れない。
とはいえ辞書があれば英語力がなくても問題ない。英語を見ても逃げ出さない勇気を持てばよいだけだ。

壁の向こう側には果てしなく広い世界が待っている。

 

3. コマンドラインに親しむ [5min]

Git に対応した GUI のツールは数多く存在する。
しかしデファクト・スタンダードがあるわけではないし、不安定なプロダクトも多い。
何より、理解しなくても何となく使えてしまうのが一番の問題だ。(エラーが出てから泣くこととなった私のように)

まずはコマンドラインによる操作で基本を習得するのが、最終的には一番の近道である。

 

4. Git をインストールする [5min]

これがなくては始まらない。
OS に標準でインストールされている場合も、最新バージョンをチェックすることをお勧めする。

 
5. GitHub のアカウントを作る [5min]

Git といえば GitHub。
Git ホスティングサービスを提供し、世界最大のオープンソース開発基盤を作り上げた
GitHub のアカウントを作成する。 

 

6. Git ポケットリファレンス の1章を読む [3h]

Git に関する(日本語の)書籍はいくつか出版されているが、「Git ポケットリファレンス」は
手元に持っておきたい一冊だ。

その第一章「まずは Git を使ってみよう」を読めば、Git の概要を理解できる。

 

7. tryGit をプレイする [30min]

ここからは実際手を動かしていく。

tryGit は GitHub の中にある簡単なチュートリアル。
表示されるコマンドを入力していくことで、Git の利用の流れが見えてくる。

 

8. ドットインストールのレッスンを視聴する [2h]

3分ほどの動画が22回に分かれて置いてある。全て無料で視聴可能。

 

9. githug をプレイする [6h]

ギットハブではなく、ギットハ「グ」。
出題される問題を順番に解いていくことで徐々に  Git に対する理解が深まっていく。

このとき、「Git ポケットリファレンス」の第二章(コマンドリファレンス)が役に立つ。

 
10. Learn Git Branching をプレイする [未実施]

Git のブランチの仕組みをパズル形式で学習できる。

 
11. GitHub Flow を読む [2h]

GitHub の運用にあたってのベストプラクティスが書かれている。

 

12. 入門Git を読む [未読]

タイトルとは裏腹に、中級者向けの本らしい。著者自身が Git 開発者である。

Git の内部仕様や考え方などが書いてあるとのこと。

 

 

やっぱり無理矢理12個も書くのは大変だった。

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