1.21.2013

Installing HBase 0.94.4 on Linux

Linux 上での HBase のインストール

Mac 上の VirtualBox で立てた CentOS 6.3 ノードに NOSQL(Not Only SQL) である
HBase 0.94.4 をインストールしてみた。

ちなみに CentOS は Basic Server として構築しただけの状態。

 

1. 事前作業

 

1.1 JDK の準備

HBase を起動するには JDK6 以上が必須なので正しくインストールされていることを確認する。

$ java -version

 

1.2 hosts の設定

自分自身のホスト名を名前解決できない場合、UnknownUserException となって HBase の起動に失敗する。
DNS、hosts などの設定を行い、名前が引ける状態とする。

# vi /etc/hosts
$ ping `hostname`

 

1.3 専用ユーザの作成

これは任意であるが、専用のOSユーザ(hadoop と命名)を作成した。
HBase のインストール予定地(/opt/db)をホームディレクトリに設定したが、
これはあまり良くない設計かもしれない。

xxx は任意の空き番号。同名のグループも新規作成した。

# groupadd -g xxx hadoop
# useradd -d /opt/db -m -g hadoop -u xxx hadoop
# passwd hadoop
# su - hadoop
$ id
$ pwd

 

1.4 環境変数 JAVA_HOME の設定

とりあえず作成したユーザの rc ファイルに記述。

$ vi ./.bashrc
(追記内容)
export JAVA_HOME=/usr/lib/jvm/jre-1.6.0-openjdk.x86_64
$ source ./.bashrc

 

1.5 ファイアウォールの設定

外部から接続する必要があり、Linuxのファイアウォールが有効になっている場合は許可設定が必要。

ひとまず 60010番ポートを解放。
x.x.x.x/xx は接続を許可するクライアントのネットワークアドレスとサブネットマスクのビット長のペア。

再起動しても設定が保持されていることを確認する。

# /sbin/iptables -L
# /sbin/iptables -I INPUT -p tcp --dport 60010 -s x.x.x.x/xx -j ACCEPT
# /sbin/iptables -L
# /etc/init.d/iptables save
# /sbin/service iptables restart
# /sbin/iptables -L

 

2. HBase のインストール

 

2.1 ダウンロードURLの確認

Apache HBase の公式サイトへアクセスし、バージョンおよびダウンロード先(ミラー)のURLを確認する。

HBase - Apache HBase™ Home

 

2.2 モジュールの入手と展開

以下は JAIST から HBase 0.94.4 をダウンロードする例。

$ cd /opt/db
$ wget http://ftp.jaist.ac.jp/pub/apache/hbase/hbase-0.94.4/hbase-0.94.4.tar.gz
$ tar -zxvf hbase-0.94.4.tar.gz

 

3. HBase の起動と停止

 

3.1 HBase の起動
$ /opt/db/hbase-0.94.4/bin/start-hbase.sh

 

3.2 動作確認

適当なクライアントからブラウザで http://(対象ノード):60010/ へ接続し、HBase の管理画面が表示されたらOK。 

 

3.3 HBase の停止
$ /opt/db/hbase-0.94.4/bin/stop-hbase.sh

 

 

References

HBaseを触ってみよう (4/5):CodeZine

 

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